あーぁ

The Town That Dreaded Sundown(原題)のあーぁのレビュー・感想・評価

3.6
あのトロンボーンが帰って来た!

あの事件からうん十年、、、ファントムキラーさんが帰ってきた!?

テクサカーナを震撼させたあの事件から警察はファントムキラーを見つけられ無いまま時が経ち、事件はお蔵入りとなり町はその悪しき事件を『月光殺人事件』として封印することにしましたとさ。

そんな中1976年に、この事件を基にした映画『The Town That Dreaded Sundown』が制作され、町ではそれ以来ハロウィンの時期になるとそれを毎年上映することにしていた。

この映画ってのが前作なんですが、その映画を見にドライブインシアターにきたスケコマシカップルのジェイミーとコリーがイチャイチャしてたら、例の如く麻袋被った殺人鬼ファントムキラーさんのご登場(・∀・)

彼氏のコリーはぶっ殺され、泣く泣く逃げのびたジェイミーだったがテクサカーナの町にまたもやあの惨劇が繰り返される!

死んだと思われていたファントムキラーは実は生きていたのか?それとも模倣犯?はたまたジェイソンみたいに死の底から蘇ったのか?
ジェイミーを必要以上に追い回す新生ファントムキラーの正体とは?


ってそんな犯人分かるかーいヽ(`Д´)ノプンスコ!

今作は1946年に起こった未解決事件を基に作られた76年公開の『The Town That Dreaded Sundown』の続編になっているワケですが、これがオリジナルの方のリメイクでも正統な続編でも無く、ある意味メタ続編として復活しているという点はウェス・クレイヴンの『スクリーム』とやり口的には同じ感じですな。

事実と映画という虚構の二つのサイドから事件の真実を徐々に炙り出していくという新しいスタイルなので前作を見ていると尚面白いと思われますね。

しかしながら前作へのオマージュも随所に取り入れた今作は2014年の映画にも関わらずどこか70年代感どっぷりでファントムキラーさんの殺しの手口まで前作を彷彿とさせるものがありますね、

あのトロンボーン殺人までしっかりリメイクされていてモチのロン、ゴア度も上がっております(*´д`*)

そして前作の映画をヒントに徐々に犯人の正体が明るみになっていくんやがまさかのファントムキラーの正体に思わず膝を打ったよなぁ〜

いやいやそれは卑怯や!卑怯!まぁ殺人鬼の正体は添え物として、トロンボーン吹きながら殺人かますファントムキラーさんに是非癒されておくんなまし。
あーぁ

あーぁ