ナレーター

いのちの停車場のナレーターのレビュー・感想・評価

いのちの停車場(2021年製作の映画)
3.5
東京は5月31日まで映画館がクローズされ
私にとっては
限りなく淋しい40日余でした
やはり映画は映画館で見たいのです


早速きょう一回目の上映で見たのは
主演の吉永小百合さんが
舞台挨拶で無念を語っていらした
この映画

いろいろな思いで観ました

吉永さんは70代になられても
凛とした美しさ、若さはそのまま
ステキな女優さんです

ただ
救急救命担当の医師としては
少し穏やか過ぎたかな、と。
バイプレーヤーの皆さんには
臨場感を感じました


誰もが必ずいつかは迎える「死」
それを一体
どんな風に迎えることになるのか・・
自分も考える年齢になってきています

「ガンが全て治って
寿命が20年延びたら
この国は餓死する」

という言葉が印象に残りました



エンドロールに岡田裕介さんの
お名前がありました
最後に携わられた作品なのでしょうか

 

後に知りましたが
6月1日午後
再び吉永小百合さんの舞台挨拶が
あったということ
一回目の上映に行ったこと
少し後悔しています