時代は3つでも2部構成のよう
ヤクザ篇と家族篇
ファミリーとしてヤクザを考えると
終始家族篇ですが、前者はイケイケ
な時代でヤクザと社会が裏では
共存出来ていたのでヤクザ篇かと
後者はテイストがらっと変わります
ここは観方、感じ方が人によって
かなり変わりそう
一番に感じたのは「差別」です
当然の報いと感じる人も多いかもしれ
ませんが「差別」としか思えない
日本国憲法三大原則の一つ
「基本的人権の尊重」
ヤクザの或いは元ヤクザの人権は?
タイトルの家族をどう捉えるかではない
でしょうか当事者としての家族か社会
から見た家族か。
極平凡な家族も見方によっては平凡で
なくなります
三世代に渡り社会の中でのヤクザの
位置付けを描いてる面もアリ
一番に若い世代はやはり距離が遠い。
国家権力の努力の成果でしょうが
藤井監督はそこにも切り込んでる
綾野剛筆頭に無駄な人が一人もいない。
物語としても見応え充分の力作
どこをどう観るかはそれぞれとしても
必見かと思いま