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太陽がいっぱいのクリのレビュー・感想・評価

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)
3.7
完全犯罪を目論むタイプの作品の大抵は、中盤辺りから小さな詰めの甘さが積み重なっていき、犯人自身もドンドン堕ちていく
しかし、この作品は最後の最後まで主人公は己の計画に酔い、終始自分を疑わない
計画もなかなかに順調に進んでいく
しかし、最後には主人公が最初に施した工作がボロを出すのだ
いくら周到に策を練っても、最初から失敗していて、そもそも成功するはずがなかったというのがなかなかに面白い
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