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太陽がいっぱいのkouのレビュー・感想・評価

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)
4.5
ルネ・クレマン監督、アラン・ドロン主演。まずアラン・ドロンの美しさ。物憂げな表情で繊細でありながら、生命力あふれる身体と動き。男の目から見ても惚れ惚れする。その美少年が完全犯罪をするさまを描き、とてもサスペンスフルであり、ストーリーに引き付けられる。

青年リプリーがフィリップへの羨望と嫉妬、愛憎入り混じる思いから完全犯罪を成し遂げようとする。アラン・ドロンが計画を成し遂げようとするピカレスク・ロマンに引き付けられる。サスペンスフルであり、見ていてとても面白いのだ。そして舞台も豪華。華のある映画であり、名作であり、ストーリーも見事。
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