旅するランナー

劇場版 アーヤと魔女の旅するランナーのレビュー・感想・評価

劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)
2.3
【操りアニメ】

イギリスの作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズの小説を原作にしたスタジオジブリの3DCGアニメ。
「ハウルの動く城」の原作者でもあります。
武部聡志によるロックな劇半が楽しい部分もありますけど、全体的にオリジナリティに乏しい。
劇中バンドEARWIGの曲も、イントロはThe White Stripes 「Seven Nation Army」に近似しています。

そもそも、少女アーヤと黒猫トーマスが絶望的に可愛くない。
CGの弊害かもしれません。
寺島しのぶと豊川悦司が怪演しているだけに、ストーリーの中途半端さも残念です。

アヤツルという名前は操るから来ていて、人たらしのことなんだろうけど、見ている僕たちをたらすことはできませんでしたね。