長谷川和彦は本作と太陽を盗んだ男でいきなりキネマ旬報ベストテン第1位を2連発して映画界のトップランナーに躍り出てから、早40年。才能が早く開花するというのは、幸か不幸か。ある意味、日本映画界のオーソンウェルズとも言えようか。
今でいう園子温ばりの容赦なさで、親殺しという題材を凄まじく描ききった水谷豊と原田美枝子の地獄の逃避行はエネルギーと疾走感が凄い。でやっぱり原田美枝子さんは、日本映画史上No.1の、、笑
傑作2本作ったゴジさんのドキャメンタリー誰か作らないかな。
1973年キネマ旬報ベストテン第1位