フランスのとある団地、ガガーリン団地。
かの宇宙飛行士ユーリ・ガガーリンにちなんで名付けられたこの団地は取り壊しが計画されていた。
そこに住む1人の青年、ユーリ。
ガガーリンと同じ名の彼は宇宙飛行士を夢見ていた。
宇宙飛行士を夢見る彼は、なんとかこの団地の取り壊しを阻止しようと奔走するがついに取り壊しが決定してしまう。
そして彼がガガーリンで一体何をしたのか...
とても映像が美しかったです。
特に終盤は圧倒されっぱなしでした。
無機質ながら聳え立つガガーリン団地に郷愁を感じたのは、僕が団地の近くで育ったからだろうか。
終始、劇中の映像美というか色味に圧倒されました。
また、劇中の人々からフランスという国の多様さを感じました。
ディアナ役の俳優さん、見たことあるな〜と思っていたら、
フレンチ・ディスパッチのパフとバイクの方じゃないですか!!
現実の話ではあるけれども、どこかディストピアとノスタルジーを感じる本作。
是非劇場でご覧下さい。