東京国際映画祭にて鑑賞。
TOKYOプレミア2020からポーランド映画の『スウェット』。SNSのインフルエンサーの内面に迫る・・・という題材に惹かれて鑑賞することに。ポーランド映画ではあるけれど、監督はスウェーデン人ということで、北欧映画の手触りが感じられる事にも期待。
しかし、今作は不発だった！
エクササイズのカリスマインストラクターにして、トップインスタグラマーでもある女性が主人公。彼女は多くのフォロワーを抱える一方、内心では孤独を抱えていた・・・という話。
テーマは非常に現代的だし、いくらでも面白く出来そうな話であるにも関わらず、話の盛り上げ方が微妙でした。と言うより、何でこの展開を選んでしまったのか理解に苦しむ。
前半の病的なまでにSNSに依存する主人公のキャラクター描写や、家族との何処か上手くいかない関係性の描写は悪くなかっただけに残念。
被写体をアップで撮ったり、ハンディカムで被写体を追うので画面が揺れまくったりと、カメラワークが疲れる点もイマイチ。
個人的には不発でしたが、気になる方はぜひ。
