美しくて危なっかしい少年たちの、儚いひと夏の恋と悲劇。
死に惹かれるとか、死という観念に興味あるとかいう台詞が出てくるわりには、死の扱いがちょっと軽いなぁという印象。私の感覚からすると。
なので、シリアスな話なはずなんだけど、ツッコミどころが多くてちょっと笑っちゃう感じ。
不思議なセンスだけど、オゾンだからありなのか。
ダヴィドのお母さんがとても不憫すぎる。。
「アレクシだけどこの夏からアレックス」って言うところと、ダヴィドのお母さんに無理やりパンツ脱がされちゃうところは可愛かった。
唐突な女装と、墓の上のダンスには失笑しちゃった。
ダンスのあの選曲は、微妙すぎないか。
まぁ、でも独りで踊るってのもなかなか難しいよな。。
酔っぱらいの役がメルヴィル・プポーで、出てるの知らなかったから、え?こんな扱い?ちょっと贅沢な使い方過ぎない??って思っていたら、それで終わりじゃないのは良かった。
キュアーの『In between days』のちょっと懐かしいようなポップな響きはこの作品に合ってたよ。