職場の人に教えてもらって観たデンマーク映画。なんといってもマッツミケルセンの映画なんだよなあと納得。素敵です。
きっとアルコールでなにかが解決することなんてなくて、だからこそ我々はアルコールになぐさめてもらうのだよなと思いつつも、飲酒というのはひとつの人間の業であるんだろうね。
この映画のもうひとつの軸は、男性同士の友情。女性のように言葉で共感を求めるのではなくて、彼らの友情はもっとシンプルな肯定なんだなあ。
単純なハッピーエンドではなくて、その先の明るさを予感させながら、でも考えさせすぎないライトな終わりかたは、映画としてひとつの正解だと思う。そんなに多くないタイプの作品。