血中アルコール濃度を0.05%に保つことが人間にとって理想的な状態らしい。その仮説を立証（試行？）するため主演のマッツ・ミケルセンらイケおじ4人がアルコールを摂取し続け、生活パフォーマンスの向上を計る。
ドラッグ等ではなくアルコールでそれをするというのが面白く 途中マッツが｢血中アルコール濃度の上限を無くそう｣
と提案した時はヒヤヒヤしたし、案の定な展開になった時はだから言ったのに…と小言おばさんになってしまった。
ただそれでもハイになって人生を謳歌する4人の様を観るのはなんとも痛快であった。
生徒の1人であるセバスチャンが、
｢失敗したあとは自分の不完全さを認めること。他者と人生を愛するために。｣
とキルフェゴールの不安の概念を説くセリフは本作の1つの重要なメッセージたったのだろうと思う。
ラストのマッツによるダンスシーンが最高すぎて思わず冷蔵庫のビールに手を伸ばそうとしたが明日も仕事なのでグッと我慢した。
