このレビューはネタバレを含みます
メインビジュアルから想像するほど明るいスカッとした話じゃなくて最初は少し驚いた。
私が英語以外の洋画観る時おなじみの、字幕と映像への意識の振り分け問題も序盤感じつつ。
私の人生経験が浅いからか、どこがどうだったとか語れることが思い浮かばない。飲酒について語れることもないし。ああでも、父が結構飲む人で、たまに酷く酔っ払って母や私は迷惑してたよなって、見てて思い出した。(めっちゃ反省して控えめになってくれてます、良い父親なんだよ。)酔っ払った人って素面の人間からするとちょっと怖いよな、ということを思い出しました。見ててドキドキ、ヒヤヒヤしちゃう。
てかアニカの不倫云々のときのマーティンのキレ方怖かったな。マッツだからまだ心穏やかに見れたけどあんまり知らない俳優だったらキツかったと思う。不倫への怒り自体も私にはまだ縁遠い感情だから、尚更ただただ怖、と思った。
サッカーチームのメガネくんみたいな呼ばれ方してた子はそんな呼び方でいいの?と思ったけど、トミーはそういう呼び方をするコーチだったってことか、と思い直すなど。トミー……。
本筋とはあんま関係ないけど高校生が出てくる映画を見ると未だにちょっと羨望の目を向けてしまう。そうか、このメインの教師四人よりも高校生の方に気持ちが近いんだよな、私はまだ。
最後のダンスシーンはよかった。曲調がちょっとしっくりこなかったんだけど。
マッツが踊るとだけ聞いてたのでいつ踊るの!?と楽しみに待ち構えてたけど、最後でしたね。個人的にマッツ熱がもっと高かった時に見たらより楽しかったかなぁってちょっと後悔。マッツが踊るやつ見るぞ〜とか思ってたのにな。早く見たらよかったな。……とか書いたけど今以上に全然映画鑑賞の姿勢?みたいなものが育ってなかったからほんとに最後のダンスだけしか記憶に残らずキャッキャしてたんじゃないかとも思う。やっぱ今見て良かったと思うよ。