法政大学2部映画研究会

スパイの妻の法政大学2部映画研究会のレビュー・感想・評価

スパイの妻(2020年製作の映画)
4.0
(某部員Y)
面白かった。悪として日本が描かれており、今までそういった映画を観たことがなかったため、痛快だった。日本には被害者面した戦争映画が多い中で、ある意味で本質をついた映画なのかもしれない。

「狂っていないということが狂っているということ、この国では」というセリフが、心にしみた。しかし、未だにこのセリフがこの国で意味を持っているのも事実。エンタテインメント性がありながら、歴史に対する批判精神もあり、内容には満足。勿論映像も良かった。