さかな

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバースのさかなのレビュー・感想・評価

4.2
コミックスとアニメーションを新たな視点から融合したスパイダーバースからの久々の新作、全3部作の第2作目。
今回の映画では解決しないので、それを前提にスパイダー達の話が丁寧に描かれている。
前作のスパイダーバースから約1年後の世界。主人公のマイルズが15歳、彼なりのヒーロー生活を送るなかで、正体を隠しながらスパイダーマンとして生きる孤独との葛藤、家族との関わりに悩むなか、再びグウェンらと、マルチバースの世界へと。
マイルズの成長はもちろんマルチのスパイダーマンたちが登場し、グウェンについても詳細に描かれていて、3作目に向けてとても期待が持てる作品、次が早く見たいモヤモヤ。こういうアニメーション映画は、最先端の映像美とサウンドを堪能するには、吹替の方がストーリーへの理解が深まるかなと思う。アニメーションだけどとても違和感なく観やすくて素敵だった。
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