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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバースのpokotanのレビュー・感想・評価

4.3
想像を超えた面白さだった。
いやー、ジェットコースターのような怒涛の展開で進んでいく。
今作は、グウェンの世界の物語から始まる。
それが最後の伏線になろうとは。
水彩画のような油絵のような絵画のタッチの画で、前作とはまた違う世界観。
今作では、アニメーションを超えて実写やレゴなどの世界も現れ、どこまでも自由にマルチバースが展開される。
まさかの実写版スパイダーマンシリーズとも繋がるとは思いもしなかった。

今作の敵は、前作の量子加速器が爆発して生まれたスポットと呼ぶ、自由に空間同士を作り通すことが出来る能力を持ってるのでいわば最強だろ。
前半のコミカルなバトルもなかなかの迫力。

マイルスの両親に打ち明けられない苦悩。
音楽のセンスが良い。
エモい曲選。

そして、マイルス・モラレスの絶体絶命のピンチ。
マイルスひとり対無数のスパイダーマン。
予告編でも登場した猫型やTレックスのスパイダーマンってもうやりたい放題。
存在してはいけないスパイダーマンって切なすぎでしょ。

今作はキャラがさらにものすごい増えた。
ミゲル・オオハラとのスパイダーマン同士の対立。
激アツなラストでした。
早く続編見たい。
大人が楽しめるアニメーション。
最高だった。
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