1995年。若きロボット科学者・高倉宗一郎は、自分が株を所有する機械開発会社社長・松下和人にハメられ、社で作り上げた全ての技術や特許を奪われ追放されてしまった。挙句、コールドスリープ技術で眠らされてしまい、気がつけば、そこは2025年の世界だった。宗一郎は、ただ1人彼を愛してくれていた女子高生・璃子を捜し求めていくが、璃子もまた、30年前に火災で死亡していたことが判る。絶望する宗一郎だったが、2025年の技術やこの30年間の会社の変革を知るにつれ、この「現代」が作為的に変化させられた未来であることに気づき…
「夏への扉」
以下、ネタバレのいる未来へ。
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古典SFの映画化。過去を変えるためにタイムリープするというか、未来の整合性をとるために過去に戻るお話。あまりにぶっ飛んでいる「1995年描写」が気になっておいてけぼりをくってしまう作品でした。時間転送、冷凍睡眠などの技術がもし1995年にあったら、テレビは少なくともブラウン管じゃないよな^_^
とりあえず猫は可愛かったし、清原果耶の裸足も可愛かったので許す。ターミネーターみたいな時間移動演出、シンプルな2025年SF描写など、解りやすさ重視の見せ方は、バカと年寄りには優しいので許せる、かな。