アメリカの名作SF小説「夏への扉」の舞台を日本に移して再構築し、自身の研究と大切な人を奪われた科学者が時を超えて未来を取り戻す姿を描いた作品。
山﨑賢人×三木孝浩監督という私得すぎるタッグとくれば、観ない選択肢はない！
公開延期になってしまってからもずっと楽しみにしていたので、ようやく観られて良かったです。
タイムリープものですがそこまで複雑さが無いので、SFに馴染みのない人でもすんなり観やすいかも。
その分、割とご都合主義にお話が進んでしまう所には若干の物足りなさも感じましたが…
ただ、三木監督らしい爽やかで美しい描き方は相変わらずで、その世界観に浸れるだけでも私は満足でした。
キャスト陣もとても良い。
「劇場」以来かな？久しぶりの賢人くんでしたが、やっぱりこういう役はすごくハマるし、少女から大人の女性へ成長していく姿を体現した清原果耶ちゃんもさすが。
そしてヒューマノイドのピートを演じた藤木直人さんもお見事でした。確かに言われてみれば完璧容姿すぎてロボットっぽく見える。
猫のピートを演じた2匹の猫ちゃんたちもかなりの演技派でした。かわいかったな。
クライマックスの璃子ちゃんのコールドスリープ、最初観た時は意味があまり理解出来てなかったけど、あとから他の方々のレビューを読んでやっと気付き(遅い)、きゅーん…
