SONIA

嵐ケ丘/嵐が丘のSONIAのネタバレレビュー・内容・結末

嵐ケ丘/嵐が丘(1939年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

凄かった。見終わった後にローマの休日の、ベンハーのウィリアム・ワイラー監督と知り、さらに驚いた。
映像の持つ力を感じた。

何もない荒野で2人は一心同体だった。
激しすぎる愛ゆえに傷つけあってしまう。

とはいえ冷静に見るとヒースクリフは傲慢でDVで結婚したキャシーに会いに行くわ、当てつけのように結婚した妻には冷たくするわ挙げ句の果てにキャシーの死に際にまで暴言を吐いて、ろくなもんじゃない。彼がもう少し素直であればキャシーは幸せな人生を送れたかもしれなかったのに。

それでもお互いにとっては魂の人だったのだろう。
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