じょせふ

もう終わりにしよう。のじょせふのレビュー・感想・評価

もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)
4.3
凄く哲学的でなおかつ形而上的な内容だった。
物語がどんどんメタ的に膨らんでいく感じも、今誰のところに思考があるのか分からない感じも、たまらなく分かりにくくて考えを展開し放題だった。
序盤の春(夏)のシーンから一気に冬になる展開、もしかすると絞られたカットからここまで話を広げられるよっていうある種実験的な映画なのかな、と感じた。











以下ネタバレ考察





この凄いメタ的な話では主人公はあくまでも脚本家なんだろうな。形而上学的に考えることで、脚本家はある種一生を終えたのだと思う。
正直考察し放題だけど自分的な解釈は、登場人物は脚本家が作った小さいメタ世界の住民で、皆が同一人物であり他人である、そういったものなのではないかと感じた。本当に深い作品なので解説サイトは読みたくない。
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