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新しい街 ヴィル・ヌーヴのregencyのレビュー・感想・評価

新しい街 ヴィル・ヌーヴ(2018年製作の映画)
2.5
枚数にしてわずか10ページ程度の原作短編を、よくもまぁ膨らませたなぁというのが第一の感想。原作は、元妻とよりを戻そうとするアル中な男の未練と挫折に終始しているが、アニメ化した本作は、カナダ・ケベック州の独立運動を盛り込み、建設的な未来に向かおうという締めくくりにしている。

作画は墨絵を使って描かれており、なおかつ一見では理解し辛い抽象的な表現がやたら多い。とにかく全編通してシブさあふれる作りなので、ドラマチックな喜怒哀楽要素を求める人には合わないかも。
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