サミー

ウルフウォーカーのサミーのレビュー・感想・評価

ウルフウォーカー(2020年製作の映画)
2.7
「感想」
私はなかなか楽しませていただきました。
寓話というより昔話のテイストでありつつ抒情詩としても見れます。


「作り」
後半は是正されます。
前半は、正しいことをいってはいるのですが主人公がなんと言っても子供で理論や言葉と行動における実力が足りていないためただのトラブルメーカーになっています。北斗の拳のリンよりマシかどうかくらいのレベルです。
そこはやはりどういってもしょうがないのでしょうが。子供ですから。

この手の話は似たものが、キリスト教が普及するにつれておこったキリスト教圏の国の侵攻を描いた昔話がヨーロッパの各国に残っているようです。
デンマークのホルガー・ダンスクとかフィンランドのカレワラのワイナミョイネンとか。少なくとも私はそうだと考えています。
現代では当然のように受け入れられているような話になっていますが、結局は侵略の歴史ですから複雑なものがあります。
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