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シュシュシュの娘のakihiko810のレビュー・感想・評価

シュシュシュの娘(2021年製作の映画)
3.5
「お前には忍びの血が流れている。ヴァイブスを信じろ。」
入江悠監督(「SR サイタマノラッパー」)の自主製作映画

福谷市のはずれで暮らす鴉丸未宇(からすま・みう/福田沙紀)、25 才。朝の日課のダンスと、ちくわをつめたお昼の弁当が大好物。ひとり身で祖父・吾郎(宇野祥平)の介護をしている。ただひとり寄り添ってくれるのは、同じ役所につとめる先輩の間野幸次(井浦新)だけ。そんなある日、間野が市役所の屋上から自殺した。理不尽な「文書改ざん」を命じられた末の死だった。悲嘆に暮れて帰宅した未宇に、吾郎は衝撃のミッションをつげる。「仇をとるため、改ざん指示のデータを奪え」愛車のスクーターで爆走する未宇だったが、その前には思わぬ壁が次々と立ちはだかり――。

ずいぶんとチープな作品だなー、と思ったら、自主製作映画だった模様。
田舎の役場につとめる地味な娘が、実は忍者の末裔だった!地元にはびこる不正を正せ!
このプロットだけなら百点のコメディ。なのだが、コメディとしての演出が凡庸で残念ながら高得点には至らず。もっとコメディコメディした作品だと思っていたのだが…。
とはいえ、自主制作作品なら及第点であるとは思える。
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