これは正直かなり微妙じゃないか…?笑
5分間だけスーパーパワーが得られるドラッグという設定はまぁいいとして、あんまり活かせてないような…。ジョセフ・ゴードン=レヴィットも割と枝豆感覚でパクパクいってた気がしたけどデメリットがそんなに無いというか。ハラハラしない。
そもそものアクションが見辛いのも明るさの問題だけでは無さそう。
「アナと雪の女王」側から見せるアクションシーンの意図は何?笑
イマイチ乗れなかった最大の理由はやっぱり主人公たちが特に成長する事なく問題が解決するから。
内面の葛藤があまり無く、ただただ一直線に娘を助けるという目的に向かって進むだけでキャラの肉付けが弱い。そこまで感情移入できないから派手なシーンでもカタルシスが無い。
あと、きょうび赤ちゃんに変顔で実は悪いやつじゃ無いですよ演出は流石に…笑
しかもあの段階ではもうちょっと悪人感残しといた方がロビン連れ去りシークエンスに緊張感出たのでは?
あと敵役があまりにも書き割り的で、しょぼい。別に主人公の負の側面を象徴するでもなく、ただ「悪いヤツ」。
ドミニク・フィッシュバックのラップの才能=アンチドラッグパワーもストーリーに絡むような活かされ方はせず。妄想ラップシーンはちょっと良かっただけに余計。
音楽使いもどうなんでしょう?
マシン・ガン・ケリーも…うーん…
「オールド・ガード」はまだいいとこもあったけどこれは流石に2020年に観るにはちょっと…。
単純に今アクションを楽しむだけならインド映画の「ウォー!!」の方が圧倒的にすごい。
私は大人しく「ザ・ボーイズ」シーズン2を待ちます。