敵対するイスラエル軍から突然の空爆を受けたレバノンのとある村を舞台に、すぐそばに敵兵がいる状況で狭い家の中に隠れた5人の運命を描く戦争サスペンス。
レバノンのとある村がイスラエル軍の空爆を受けた。マルワンはその村に暮らす父を心配して車を走らせるが、村はがれきの山と化していた。村外れで被害を逃れた長老の家を訪ねる彼だが、そこにいた長老も父の友人も父の行方を知らない。その時、空爆が再開。だが車が盗まれ、マルワンたちは逃げることもできない。そこへ避難してきた夫婦が合流、5人は家の中で攻撃が過ぎ去るのを待つが、すぐそばに敵兵が陣地を築いてしまい……。
★2019年ヴェネツィア国際映画祭
国際批評家週間賞
観客賞【国際批評家週間】
技術貢献賞