仲ちゃん

私をくいとめての仲ちゃんのレビュー・感想・評価

私をくいとめて(2020年製作の映画)
5.0
【『厄介な自分』を描いた、イタい割合多目の痛快作😊】

誰にでも多かれ少なかれある、『否定』と『弁護』の間でヤジロベエのように揺れる『厄介な自分』を描いた、イタい割合多目の痛快作!

自分って、『否定』はするけど、なかなか『肯定』はしない。

それに、引きずるような嫌な想いをすると、『否定』を飛び越え、ビックリするくらい『ダークな自分』が鎌首をもたげる。

主人公のみつ子が、温泉施設♨️で、酔客に絡まれている芸人を助けることが出来ず、『ダークな自分』が噴出するシーンがあるが、ムチャクチャ共感して、心が痛かった。

だけど、『否定』と『弁護』がある間は、大丈夫。厄介だけど、折り合いをつけながら、大事な人・大切な人を見つけて、自分と向き合うしかない。

自分について考える良い機会になったオススメの作品です。

なお、あまちゃん好きは、無条件で観てください^_^
仲ちゃん

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