ぴろぴろ

インファナル・アフェアII 無間序曲のぴろぴろのレビュー・感想・評価

4.5

『インファナルアフェア』の前日譚。
何故にヤンが、ラウが。   いかにしてウォン警視とサムが。  マリーやキョンに至るまでドラマ人間模様が掘り下げられて描かれる。   太陽と月の様な対になる2人の男たちの背景と運命に、より一層因縁と哀愁を感じた。  そこに淡い恋心やオンナゴコロまで絡めてくれるもんだから、登場人物に更に魅せられてしまう。
若き日のヤンとラウも、その後の2人とは全然違うけど素敵だった。
自分の家族だけ大事で、冷徹な野心家ハウを演じたフランシス・ンも渋くてカッコ良かった。
ハウは最後まで一貫して家族思いだったという事で、今際の際まで魅せてくれました。
『世に出たものは、いつか消え去る』
それは人の世の常だけど、「裏社会」の世に出る者は覚悟が必要ですね。
今作も面白くて何度も戻して確認したり、もう一度「インファナルアフェア」も見返したり。
Ⅲも楽しみ‼︎
香港の返還式典はテレビ中継で観たんだよなぁ。
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