レイチェル

アイダよ、何処へ?のレイチェルのレビュー・感想・評価

アイダよ、何処へ?(2020年製作の映画)
3.8
ボスニア紛争について無知だった。今観ると、ロシアのウクライナ侵攻で命を落とした沢山の民間人の悲劇と重なる。

非武装地帯で国連の通訳をしていた女性の視点から、当時の実際の事件をベースに戦争の人的被害がこんなにも大きかったと後世に伝える傑作。

ちょっと見方を変えると自分の家族だけ特別に守ろうとして奔走しているようにも思えるけど、これが普通の人間の心理。リアルすぎて沁みた。

案外、国連が機能していないようで残念だった。

もう、鬱映画ばかりでつらい。
レイチェル

レイチェル