富井

親愛なる同志たちへの富井のレビュー・感想・評価

親愛なる同志たちへ(2020年製作の映画)
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一体何を信じればいいのか?
主人公のリューダがスターリン時代という失われたものにすがってしまう気持ちが痛いほど伝わってきた
お爺さんの皮肉っぷりが良かった

中盤で民衆が押し寄せるシーン辺りから凄くスリリングで引き込まれた
複雑な立場にいるリューダの混乱っぷりや残酷な描写から、落ち着いたトーンながらも切迫感を感じる映画だった
富井

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