サミー

親愛なる同志たちへのサミーのレビュー・感想・評価

親愛なる同志たちへ(2020年製作の映画)
2.9
ウクライナが侵略を受けているこのような直に不謹慎と言えばその通りなのですが、「公開している1本の映画を」ということでここはご容赦をお願いします。



本編中で、良い出来事はほぼ起こりません。
キツいことはたくさん起こります。

「作り」
端的に申しますと、まさにソ連映画というところです。ロシア映画ではなくて。
かつて存在したソ連というものの社会を描いているだけあり、今のロシア映画とはやはり違うんですよね。また監督さんがその時代の出身者であることからもあるのでしょう。

当時の社会や時代の風潮、そして現在のロシア映画にしてもそうなのですが、エンターテイメントの捉え方や描き方がやはりハリウッド何かとは方向やら色合いやらそのものが違いますよね。
もっとも本作は楽しませるつもりで作ったというよりは、社会背景をしっかり描くのと同時にそこで暮らす人々のあり方や人間としての葛藤・感情をしっかりと描いたと表現する方が正しいと思います。


「感想」
しっかりと作っていることに感心しました。
怖いな、という面もしっかりと描いていました。
サミー

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