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親愛なる同志たちへのoのネタバレレビュー・内容・結末

親愛なる同志たちへ(2020年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ロシアのお国柄を知る意味で、60年前を舞台にしたこの映画を見る意義は十分あったと思う。
かつての栄光と厳しさを知る父、現役で党本部を支持する主人公の女性・リューダ、民主主義の足音を感じさせる娘の三世代の姿から、ロシアが抱える葛藤が見え隠れしてる。
多くの労働者たちがストに立ち上がり、娘が行方不明になったことでようやくリューダにも党本部のやり方に戸惑いが生じるのだけれど、終盤、彼女が言われるように、彼女の立場はすでに危うい状況にあって、その意味でこの映画のラストは甘いように思えた。
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