初めて横浜聡子監督の作品を劇場で観たのが『いとみち』だった。そのときは“津軽三味線を弾くコミュ障の女の子がメイドカフェでバイトするんだ…面白そうだな”くらいの認識で劇場に行ったのだと思う。もちろん横…
>>続きを読む青森は何度でも再訪したくなる場所、私も3回訪れてます。新青森駅に今作のポスターが貼ってあったのを思い出し鑑賞です
気弱な相馬いとの成長物語であります、メイド珈琲の店長のように強く優しい男に憧れます!…
「2時間でスッキリまとめてある」
ストーリーの大筋は同じも設定や構成は原作小説からだいぶ変えられています。特に作品のオチでもあった、融資先銀行の担当がメイド喫茶の常連だったエピソードはまるまるカッ…
青森県弘前市の高校に通う相馬いと(駒井蓮)。
弘前市の大学教授の父(豊川悦司)と祖母ハツヱの3人暮らしです。
いとが5歳の時に母は他界していますが、三味線を愛する想いは母から受け継いでいるのかもしれ…
「海辺へ行く道」の監督の他の作品を見たくて。
主人公は内気で言葉少なめ。それに加え、津軽弁のクセがスゴくて全然聞き取れないし、意味が分からない。ただ、いとが弾く三味線が言葉以上に雄弁に語っていたか…
さちこさんがいとの髪をとかしているシーンで不意にあったけぇものが頬を伝いそうになった。
映像が綺麗。日照時間が短い北東北の夕焼けは本当に儚い。
変化と伝統。メイドもロボット掃除機も受け入れるし、…
とても小さな物語で、舞台は家と学校とバイト先だけ。しかし、小石が投じられた水面のように、静かだが確実に映画的感動というさざなみが広がる良作。
その感動の核心は、スクリーンに映し出されている映像それ…
(C)2021『いとみち』製作委員会