ポケ文太郎

望まれざる者のポケ文太郎のレビュー・感想・評価

望まれざる者(1949年製作の映画)
4.0
1949年 アメリカ🇺🇸

エルマー・クリフトン最後の作品にしてアイダ・ルピノの実質初監督作品
撮影開始直後に心臓発作で倒れたエルマー・クリフトンの代わりに引き継いだアイダ・ルピノは本作の共同脚本、共同制作でした
ほぼ全編を監督していますがクレジットはありません

絶望的な表情で坂を上がってくる女性で始まるオープニング
重苦しい感じながら先の展開が気になる演出

愛した男を追って家出までしたのに捨てられて、その直後に妊娠が分かり落胆

チャラい男に引っかかってしまったウブな女性の悲劇のお話
でも途中で知り合った男性が実はウルトラ良いヤツでした
メロドラマ的なストーリーなのにベタベタしておらず、どこか淡々としています
そこが妙に現実的で本作の良いところでもあります

ラストの追いかけっこはグッときます🥲
カメラワークも最高‼︎
ポケ文太郎

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