スジちゃんの出演作ということでこの映画のウワサはだいぶ前からあリましたけどなかなか公開されなくて、いつやるんだろー、いつやるんだろー、って首を伸ばした首長竜になってずーっと待ってたんですけど、やっと公開されるって思ったらネトフリ映画になってしまったのか……っていう淋しさは簡単に払拭できるもではありません😖 チョイ役の「白頭山大噴火」以来、できれば劇場でスジちゃんに会いたかったんですよね……
「ワンダーランド」というのはアプリの名前。アプリというか運営会社によるサービスの名称でしょうか。亡くなった人がAIとなって架空の世界で生き続ける。そのAIたちとスマホでテレビ電話できるサービス。こっちから電話したり、向こうからかかってきたりすることもある。そんなAIが高度に進歩した未来のお話といった感じかな。
しかし劇中でそのアプリの不具合が起こるシーンとかが山場として描かれたりはするんだけど、AIという言葉は使っていない。AIを使うこと頼ることには恩恵も弊害もあるんだよというふうに見ることもできるけど、この映画はもうちょっとファンタジー要素強めで、亡くなった人への思いというのをストレートに描いているんだと思います。生前に伝えきれなかったことを補いたい。そんなことを映画でやりたかったのかも🙂
これ観ながら、そうだな〜、自分ならあの子に会ってみたいな〜って思いながら観てたら、最後にわたしが思ってたようなシーンが出てきました。あ〜、やっぱ、そういうことも、誰もが思いつくようなこと考えるんだな〜って思いました。
ツッコミどころとしては、このサービスへの申し込みも退会も電話で連絡しているところでした😂 今はどの会社もなかなか電話対応なんてしませんからね。ネットでも人件費削減のためか電話番号どころかメールアドレスも隠して「よくある質問」で済ませようとします。そんな現代だからこそ、この映画でサービスの利用者からの電話に直接出て対応するシーンがけっこう好きでした😆