ジャケットとタイトルから明るく、気持ちのいい作品かと思いきや…思いのほか暗めの作品でした。
本来ならこの物語の主人公になるはずだった?サラが冒頭、亡くなる。近くノッティングヒルにお菓子屋さんを開く予定が狂ってしまった…
その共同経営者、娘、母、かつての恋人が、サラの意思を継いで可愛らしいお菓子屋さん“LOVE SARAH”を開いて軌道に乗せるまでのお話。
共同経営者のイザベラには、資金の調達、サラに代わる腕利きの職人探しとか難題が降りかかる。どうしよう…もう無理かも
…と諦めかけた矢先、サラの母ミミの援助と腕利きのパティシエ(サラの元カレ!)も働いてくれることになって、なんとかオープン🧁✨
ところが
なかなかうまくはいかない。
初日のお店はガラガラ
外は無情の雨…
気になったのは、店の雰囲気は素敵なのに肝心のお菓子を作る厨房がうす暗いこと。個人的にはあまり清潔感が感じられなかったなあ。
サラの母ミミも孫に厳しいし、自分で頑固だって言うだけあって堅物だし、ほんまに上手くいくんかいな…と心配になったくらい。
それでも少しずつ前向きになってったミミの、あまり馴染みのない世界のお菓子なんかも置いてみよう!というアイデアは良かった。ラトヴィア🇱🇻とかタンザニア🇹🇿とかのお菓子なんてめったに食べられないし。
そうやって
お店に並ぶ華やかなお菓子
どれも美味しそう
白くて丸っこいメレンゲ?みたいなのに紅いスプレーで色つけてるお菓子…あれ食べたい🤍
厨房は地下室?ってくらい薄暗いけど、それとは対照的に華やかな店内は、いつの間にかたくさんのお客さんで賑やかな空間になりましたとさ。めでたしめでたし。