ベイビー・ブローカーのとぅーのレビュー・感想・評価

2022.07.02

性善説に基づいているのか、悪を絶対悪として描かない本作品は、良く言えば心温まる物語で、悪く言えば都合の良い物語。
まあでも結局のところ、是枝監督の技量で不快感を与えずに人間の脆さだったり、温もりを要所要所で確実に表現しているわけで、なんだかわからないけど、涙がポロっと流れてしまうようなそんな作品になっている。
全員仲良しの終わり方に関しては、さすがに他にもやり方があった気がするけど。

「母の代わりにソヨンを許す」