このレビューはネタバレを含みます
脚本があまりにもごちゃっとしていたという印象は拭えなかった。特にヤクザ周りのことや売春を斡旋していた「お母さん」、殺人のこと、刑事の張り込みと誘導作戦など、あまりに現実離れしているところが多すぎて肝心のテーマが少しブレてしまっていたように思う。
ただ撮影や俳優の演技はとても好みだった。自分が好きなキャストが勢揃いする夢のようなキャスティング。IUさんとカン・ドンウォンさん以外があまり目立ったキャラクターになっていなかったのが残念だったけれど、IUさんが映るシーンは気合いが入っていたというか、彼女の演技も撮影も何か魂がこもっていたように思った。