このレビューはネタバレを含みます
想像してたよりもコメディがあってよかったです。
後半、これで何でみんな家族じゃないんだろうって思いました。
ガブリエル・ブレアの『射精責任』にも、「望まない妊娠は、セックスをするから起きるのではない。男性の無責任な射精をした時のみに起こる」と書いてあります。
この映画では「棄てるなら産むな」と一貫して言われており、それはもちろん当然のことですが…母親だけに全ての責任を押し付けて、何故父親は逃げられるのか、棄てて事件になるといつも実名顔出しになるのは何故母親だけなのか…ということも考えるきっかけになりました。
『生まれきてくれて、ありがとう』
この言葉がこの映画で一番伝えたかったことだと思います。