ショートショートフィルムフェステイバル ＆ アジア2020のオンライン会場で鑑賞。

認知症の進行が進む女性。
ダウン症の娘と生活をする彼女の家に、ある女性が現れて……。

母と娘、お互いの人生のためにとった選択が、中々に辛い。

起承転結の｢転｣と言えるクライマックスで、｢いつ｣の物語かが明らかになる構成が見事。

切ない運命ながらも前に進もうとする母親の表情のアップに、安堵感と所在なさが同居していた。

• #母の選択
• #シリーズ:短編(洋画)

老老介護も問題になっているけれどこの作品のように障害者を持つお母さんが歳をとって子供の世話をしながら生活するっていうのもすごく深刻な問題だなと思った
この作品ではこのお母さんは81歳でもあるから物忘れが結構ひどいのが目立ったけど、娘と離れることでまた更に症状が悪化していくんだろうな、、
色々と考えさせられる作品でした

Short Shorts Film Festival and Asia 2020 にて。
母の「選択」というより、通告されてしまって受け入れなければならない辛さ。母子の愛情が強く感じられ、81歳になるまで娘の世話に人生を費やしてきたら、別れはさぞかし辛いだろうと思った。
「手紙」の内容は最初から薄々わかってしまうので、起伏はなく、ずっと「つらい」ストーリーだった。このお母さん本人が介護される日も近いように思われた。