タタキング

アイの歌声を聴かせてのタタキングのレビュー・感想・評価

アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)
3.5
普通。
AIの概念が曖昧すぎるのと、どこからどう見ても欠陥があるAIなので、作品の前提条件に入りきれない。

ストーリーはよくある作品だが、AIにした事によって映像的な面白さに一応の説明はついたもののその代償にツッコミどころが増えすぎ。

まだ露呈しない前半から中盤にかけてだいぶ割り切れば楽しく見れるのだが、後半は様々な設定が絡み合うので、色々割り切れなくなってくる。

また、AIのキャラクターにあまり魅力を感じず、一部病的にも見え、そこも作品としてキツかった。

悪役の企業側が自分から見るとどう考えても悪いことしているように見えないのだが、仕事してても高校生から敵にされるのかーと思うと辛い気持ちになった。
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