高瀬とうや

65/シックスティ・ファイブの高瀬とうやのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

評価低いけど、好きですよ。
ただ、他の人も突っ込んでる通り「食われ役が居ない」のは個人的にマイナスポイント。
クワイエット・プレイスと同じ脚本家の方らしいけど、余計なキャスティングは絶対にしないマンなんだろうか。

ミルズが宇宙人=1人でも恐竜と対峙できるチート武器で対等に渡り合えるというのは割といい設定だと思うし、娘が実はもう亡くなっていて言葉の通じないコアを守りたいという感情が沸いてくるのもいいと思う。
ただ、ミルズは探索の為、みたいな感じで仕事を受けてたらしいけど、言葉の通じないコア(の家族たち)も乗せて宇宙船を移動していたのは「え?きみワンオペで探査?探査って言ってたよな?コアの親たちも研究者かなんか??」と、そもそものミルズがどういった出稼ぎをしてたのかが謎なのはちょっと困惑する。

ところで最近の映画って、金髪の奥さんと子供じゃなく、黒人系のキャストをよく多様してるけど、そういうのちょっと胸焼け気味かな。

【あらすじ】
とある惑星に暮らすミルズは病気の娘の治療費を稼ぐために2年という長期探査の仕事を請け負う。
だがその最中、宇宙船が小惑星帯と衝突して地球へと不時着する。
墜落のショックで同乗していたスリープ状態の人間は全員死亡。
唯一生き残っていたコアという少女と共に切り離された脱出艇を目指し、行動することになる。
しかしそこは恐竜が跳梁跋扈する地球だった。
何度も恐竜と遭遇し、命からがら脱出艇にたどり着くが、隕石が地球に落下するまで間もない。
ミルズとコアは互いに協力し合い、二人そろって脱出艇を起動させ、隕石が降り注ぐ地球を後にするのだった。
高瀬とうや

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