BROOK

キャッシュトラックのBROOKのレビュー・感想・評価

キャッシュトラック(2021年製作の映画)
4.5
鑑賞日:2021年10月9日
パンフレット:880円


その男の目的は、ただひとつ――!


ガイ・リッチー監督の「ジェントルメン」も面白かったけど、今作も大満足となりました~♪

ジェイソン・ステイサムは寡黙なキャラのHを演じ、とにかく渋いのひと言!

作品内容は、舐めていたステイサムが殺人マシンでした…ですね(笑)

全4章で構成されており、「悪霊」「しらみつぶし」「野獣ども」「肝臓、肺、脾臓、心臓」となっている。
4章目のタイトルは、まさかそうくるかーとなるかも…。


映画は、フォーティコ警備の現金輸送車が強盗集団の襲撃を受けるシーンか始まります。

車から警備員2人を外に出し、現金を積み込んでいく強盗たち。
しかし、見張り役の強盗が警備員を射殺してしまう。


そんなフォーティコ警備へとやって来るH。
訓練を受け、ギリギリで合格。

Hはブレットとデイヴとともに初仕事へと向かい、何事もなく…
だが、翌日、お金を受け取りに行ったブレットが強盗に人質に取られてしまう事件がは発生!

犯人に指示されるまま輸送車を動かすしかないデイヴ。
Hは冷静に対処し、強盗たちを次々に銃で始末していく。

全員を射殺したところで目出し帽を取って、顔を確認するH。

会社に戻り、FBIの聴取をHは受けることになるが、知らぬ存ぜぬを突き通す。
だが、FBIのエージェントは上に報告すると、そのままにしておくように言われ、しぶしぶ引き下がることに。


Hがフォーティコ警備に入る5ヵ月前…
犯罪組織のボスであるHは息子と一緒に過ごしていたが、部下から現金輸送車の行き先を確認して欲しいと頼まれ、見張っていたが、そこに強盗集団が襲撃してくるのだった…。


ストーリーは、章が進むに連れて、過去と現在が行ったりきたりし、Hの目的が徐々に明かされていくようになっている。
分かりにくいということはないので安心してください。

もちろんアクションシーンもあるんだけど、なにぶんステイサムなので安心感あり。
組織のボスでもあるから、とにかく強い!

ただ、このHの組織のことは詳しく描かれていないので、ちょっと物足りなくもあり。
強盗集団の方はまずまず描かれていたのだけれど…。
あと、HとFBIの関係も詳しくは描かれず。


終盤は激しい銃撃戦となり、その銃撃音が半端ない!
音響の良い映画館だと、その臨場感が楽しめるはず。
薬莢が落ちる音とかにもこだわっている感じでした。

にしても、Hの無双っぷりには驚くよ~!
なぜ撃たれているのに死なない?ってね(ちょいネタバレ?)


あまり書くとネタバレになってしまうので、この辺で。
全てを知りたい方は是非とも劇場で鑑賞してみてください。


ガイ・リッチー監督とジェイソン・ステイサムは新作「Five Eyes」でもタッグを組むので、楽しみ!
今度はスパイ映画のようです♪
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