yoko45

女は女であるのyoko45のレビュー・感想・評価

女は女である(1961年製作の映画)
4.3
アンジェラ(A・カリーナ)
エミール(JC・ブリアリ)
アルフレード(JP・ベルモンド)

 女(アンジェラ)と男(エミール)が赤ちゃんほしい、いやまだ早いで延々と他愛もなく言い争う。そこに友人アルフレードも加わってややこしいことに。
 現実でそんなことしたらイライラするでしょうが満載(食卓の周りでホウキを振り回したり自転車でグルグルしたり、電話を貸してくれる隣家の人の出入りが怪しかったり、最後の決着も無理矢理の滅茶苦茶)でしたが、軽快な調子で楽しめました。
 お互い口を利かないと宣言しつつ同じベッドに入ってからの照明スタンドと本で無言の会話・・こういう面白さは気持ちが和みますね、見習って良いかも、歯みがきの場面も。女は女、男は男、同じような問答を繰り返す、いつでもどこでも同じなのかも知れません。

(ミシェル・ルグランとヌーヴェルヴァーグの監督たち)
ルグラン:2019年12月逝去

(メモ)
早くしてくれ、テレビで「勝手にしやがれ」が見たいんだ(ベルモンド)
yoko45

yoko45