うつになった主人公は生まれ育った海に戻ってきて、その海に潜ることで自分を取り戻していく。
そこで出会ったタコ。
タコがこんなに頭が良くて、ちゃんと主人公のことを憶えていて、触ったりするところまでいった。
敵に攻撃されたときはダメかと思ったが再生。
また元気になって感動した。
でも、タコにはタコの人生があった。
ずっと、主人公が「She」と言っていたのは、タコが卵を産んだから。
それが孵化したら、タコの命は終わるのだ。
これは自然に決められているもの。
山に森はあるが、海も森があり、そこで生き物は、人が何もしなければ、そこで生きていく。
主人公は、息子がいて当然タコのようにはならず、育てていける。
一緒にこの海の森を守ってほしいと願わずにはいられない。