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シャドウ・イン・クラウドのAPACHEのレビュー・感想・評価

シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)
4.0
【シャドウ・イン・クラウド】感想

ミッドランドスクエアシネマ名古屋空港で鑑賞🎞

第2次世界大戦で極秘任務に挑む女性パイロットの戦いを描いたサスペンスアクション。

第二次世界大戦中の1943年。ニュージーランドからサモアへ最高機密を運ぶ密命を受けた連合国空軍の女性大尉モード・ギャレットは、B-17爆撃機フールズ・エランド号に乗って空へ飛び立つ。モードは男性乗組員たちから心無い言葉を浴びせられながらも、ひたむきに任務を遂行しようとする。やがて彼女は高度2500メートルの上空で、自機の右翼にまとわりつく謎の生物を目撃する。次から次へと想像を絶する試練に見舞われる中、大切な荷物を守りながら決死の戦いを繰り広げるモードだったが……。

まず、新鋭女性監督のロザンヌ・リャン監督の戦争映画で女性の強さを前面に出した斬新な脚本と様々なジャンルを所狭しと入れ込んでもスムーズに流れる独創的な撮り方‼︎

第二次世界大戦に従軍した女性兵士たちへのリスペクトが感じられて、サスペンスアクション映画と思いきや、モンスターホラー・ミステリー・パニックのジャンルを加味したファンタジーな1本で何度もおいしいお得映画。

そして、なんといってもクロエ・グレース・モレッツ‼︎
【キック・アス】で売れてから、様々な映画に出演して、いろんな役をやってきたけど、今回のはヒットガールが大人になってリアリティーを増したような強さとカッコよさだった。

前半のクロエちゃん独演会に、他のキャストが下世話で卑猥な言葉を浴びせまくり、ラスト30分からのアドレナリン全開の熱演。そしてなんといってもカッコ可愛い❣️

ほぼ飛行機の中だけのワンシチュエーションなのに、次から次へと話が転がって、流れは良いしスリリング。終始シリアスな雰囲気で進むけど、やり過ぎで思わず吹き出してしまう場面も(笑)
予告編で見た感じで、マジメに観る作品ではないけど、劇場画面では素晴らしくド派手なシーン満載なので、ここで諸々綴ってしまうとネタバレになるので、この辺りで口を紡ぐみます。

一言でいえば、『女は強い』ということだ。
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