これはなかなかの見つけ物作品。物語の前半は銃座という密室で登場人物はクロエ・グレース・モレッツしか映らないという何とも大胆な構成。それでいて荷物の中身やクロエ演じるギャレットが戦闘機に乗り込んだ目的や謎の生物の襲来など飽きさせない展開になっている。
あるタイマンシーンはギャレットと同じ気持ちになって頑張れ！となった。ええーっていうツッコミ所も多々あるけど、クロエのカリスマ溢れるパフォーマンスで流せる感じだったかな笑この物語全体をほぼひとりで引っ張る吸引力はほんとにすごい。好きを再確認。
あとは「ザリガニの鳴くところ」でえらく品の良い青年テイトを演じていたテイラー・ジョン・スミスが、ここでもやっぱり品が良くて違う空気感で好きだなーと思った。
なかなかに斜め上を行くストーリーに、好きなひとも出てるしで、個人的に観てみて大正解の良作だった。
