じぇじぇじぇ

サマーフィルムにのってのじぇじぇじぇのネタバレレビュー・内容・結末

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ハダシたちの年代をもう3年ほど前に過ぎ去ってしまった今の私ですが、彼女たちの何気ない会話シーンの口調がとてもリアルで、そのおかげでSF設定もスッと心に入ってきました。

映画の未来を知って、でもそれでも映画を撮り続けるという部分について、個人的な感情ですが、昨今の時勢や映画市場の移り変わりなどになぞらえ思いを馳せる部分が多く、自分の映画愛ゆえにメタ化してクソデカ感情で見てしまいセンチメンタルな気持ちにもなりました。

また見ながら、広げた風呂敷を最後どう畳むのだろう、と見ていましたが、決闘に告白の意味合いを込めるという考えがわたしには想像もつかなかった為かとても印象的に写り、最後どの場面で終わるのだろうという邪推を捨て、斬り合いに集中してみることができました。

!!!最後!!!
ハダシこと伊藤万理華とタイトル文字のカットがその場で自分の瞳から写真を現像したい位に印象的でした。ウチもあの位の印象を残す女になりたいんやが???はて???