まりっかとはもう呼びにくい、映画(舞台)女優の伊藤万理華さん主演映画ということで気になっていたのでU-NEXTのポイントで。
女の子女の子していないカルチャーに傾倒する女子高生役がピッタリハマりすぎて(というか本人はとうに25歳を過ぎているはず)その演技力や役作りに対して拍手したくなるようなみずみずしい一本。
映画にひたすらに真っ直ぐで、過去の制作者の思いをまだ見ぬ未来へ繋ごうと苦しむほど奮闘するハダシと映画部メンバーの青春に爽やかな気持ちをいただく。高校生だけで話が進んでいって大人が全く出てこないのも高校生のリアルだ。
クライマックスが(少なくとも自分の)予想からはいい意味で外れていきますが、それもまた青春。BTTFのエッセンスを感じる演出にもリスペクトを。
時間の旅に頭を巡らせてその後日譚を想像するのもおもしろい。
こういう映画、本当に好きですね。