さすらいの旅人

スカイライン −逆襲−のさすらいの旅人のレビュー・感想・評価

スカイライン −逆襲−(2020年製作の映画)
3.0
シリーズ第一作の恐怖とSFテイストは何処に行ったのでしょう😢【CATV/ムービープラス/放送録画視聴/シネスコサイズ】

本シリーズの見所は何と言っても地球侵略型の狂暴宇宙人と人間との対決だ。
一作目は平和な現代社会に突然あらわれた宇宙人が攻撃を仕掛ける悪夢が恐ろしかった。そして宇宙人の侵略目的も残虐で興味を引いた。

第三作の本作はSF映画という傘の中にあるが、実態は肉弾戦バトルアクション映画と思う。たしかに、予算増のためかVFXはある程度満足出来るものに仕上がっていた。しかし、肝心のストーリがバトル中心であり、SFテイストと言うか驚きに満ちたシーンは無かった。

宇宙人もCGと着ぐるみのチグハグな組み合わせでリアル感があまりなかった。バトルも相手を倒す強力な武器が少ないせいか、最後は原始的な剣による対決で決着をするなどとてもSF映画とは思えない。

辛口レビューになりましたが、ストーリはB級でも観ているだけで楽しめる作品を求めている方にはお薦め作品だ。広大な宇宙空間は何があるか誰も知りません。それの想像の手助けになる作品かも知れませんね。