元レンタル担当

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティの元レンタル担当のレビュー・感想・評価

3.0
▶︎10月は...
1年に数回訪れる日本が外国カラーに染まる月🎃
世間がハロウィーンムードに包まれる中、その雰囲気に少しだけお邪魔させていただく...。
今宵、お邪魔する世界はこちら...

これまでのバイオ遍歴は6▶︎5▶︎4▶︎RE:2▶︎RE:3という流れ。
去年の今ぐらいの時期にある配信者の影響でバイオシリーズの動画をのめり込むように視聴(笑)。

まず、前提として1と2を同時並行に描いて約100分程度で収めようとするのが無理な話である。
前半は所々に散りばめられた原作への細かい設定などいくつ当てられるか?みたいなクイズ感覚でわくわくしながら見れていて滑り出しは好調に思えたが、後半は明らかに時間不足からくる投げやり感が否めなかった。それだったら上映時間を30分〜1時間追加してでも完成度を上げるべきだった。

まさに邦画によくありがちな原作とのギャップでずっこけるパターンと全く同じ結末を迎えた(笑)
鑑賞した方の中には100分無駄な時間を過ごしたと感じる方ももちろんいるだろう。
私自身そう思いかけたが...
監督が描く1と2のパラレルワールド的な解釈としてみれば案外見れなくもなかったし、なりより以前から言っていた超能力を持たない市民側にスポットライトを当てたストーリー...というのをバイオの世界観で
実現できたのは見る価値があったように思う。

最大の見せ場はやはり...

《カエル(夫妻)VS懲役2000年》

というクリーチャー同士のオールスター対決。原作ファンとしては複雑だが、本来衝突し合うはずもない者同士の対決には否が応でも少年心をくすぐられた(笑)


〜それでは皆さんいい夜を🌙〜
元レンタル担当

元レンタル担当